Netflixはこれまで視聴者の選択によってストーリーが変わるインタラクティブ作品を子供向けの作品に導入してきましたが、昨年末に配信開始となった「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」で、大人向け作品としては初めて導入されました。
1984年を舞台に、ゲームプログラマーの青年ステファンの狂気を描いた「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」には複数のエンディングが存在し、視聴者の選択によって変わる仕組みとなっていて、主なエンディングは5種類とされていましたが、それ以上存在することが明らかに。
ストーリーには多くの分岐点があって、全てのエンディングを視聴するのは簡単ではないので、今回は「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」の現在までに明らかになっているエンディングをご紹介します。
※以下はネタバレとなるのでご注意ください。
そこで同僚のコリンを目撃して付いて行くと、コリンが妻キティと暮らす自宅に招かれることに。ドラッグのようなものに手を出すステファンとコリン。2人はどちらかがマンションから飛び降りようとするが、ステファン自身が飛び降りることを選択すると死亡となり、エンディングを迎える。コリンを選択した場合はカウンセラーのシーンに。
「バンダースナッチ」は大ヒットするも、父親殺害の犯人としてステファンが逮捕され、ゲームは販売中止に。
しかし、数十年後、コリンとキティの娘パールが「バンダースナッチ」の復刻に乗り出し、Netflixのような媒体での配信を目指して制作を始めるも、ステファンのようにゲーム制作のダークサイドに堕ち、精神を病み始めることに。
その後のストーリーはクリエイターが望む方向に。
戦わずに窓から脱出することを選択すると、監督が「カット」のコールをし、作品のセットが登場するドッキリのようなエンディングに。
ステファンは過去に戻ることになり、見つからなかったウサギのぬいぐるみをすぐに発見し、視聴者は母親と一緒に行くか、断るかの2択を迫られる。
一緒に行く場合は母親と一緒に亡くなってしまうエンディングで、断った場合は現在の金庫に戻る。
TuckersoftオフィシャルHP
https://www.tuckersoft.net/
また、以下のURLではTuckersoftの歴史などを確認することができ、コリンが制作したゲーム「nohzdyve」をダウンロードすることもできる。
https://www.tuckersoft.net/ealing20541/
最後にignより、ストーリーのフローチャートです。
ソース
・Black Mirror: Bandersnatch Has A Scene That Even The Director Can’t Access
・'Black Mirror': All the 'Bandersnatch' Endings and How to Reach Them
2019年01月03日
1984年を舞台に、ゲームプログラマーの青年ステファンの狂気を描いた「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」には複数のエンディングが存在し、視聴者の選択によって変わる仕組みとなっていて、主なエンディングは5種類とされていましたが、それ以上存在することが明らかに。
ストーリーには多くの分岐点があって、全てのエンディングを視聴するのは簡単ではないので、今回は「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」の現在までに明らかになっているエンディングをご紹介します。
※以下はネタバレとなるのでご注意ください。
1.酷評されるゲーム
ストーリーの序盤でゲームの制作を「ゲーム会社Tuckersoft(タッカーソフト)と協力する」を選択してしまうと、いきなりエンディングとなり、ステファンが生み出したゲーム「バンダースナッチ」はテレビのレビューで酷評されることに。2.ゲームを制作できずに死を迎えるステファン
父親からカウンセラーに連れて行かれるステファン。そこで同僚のコリンを目撃して付いて行くと、コリンが妻キティと暮らす自宅に招かれることに。ドラッグのようなものに手を出すステファンとコリン。2人はどちらかがマンションから飛び降りようとするが、ステファン自身が飛び降りることを選択すると死亡となり、エンディングを迎える。コリンを選択した場合はカウンセラーのシーンに。
3.時を経て復活する「バンダースナッチ」
ステファンが灰皿で父親を殺害すると、死体を埋めるか切り刻むの選択を迫られ、切り刻むを選択すると、「バンダースナッチ」はテレビのレビューで5つ星の満点評価を獲得することに。「バンダースナッチ」は大ヒットするも、父親殺害の犯人としてステファンが逮捕され、ゲームは販売中止に。
しかし、数十年後、コリンとキティの娘パールが「バンダースナッチ」の復刻に乗り出し、Netflixのような媒体での配信を目指して制作を始めるも、ステファンのようにゲーム制作のダークサイドに堕ち、精神を病み始めることに。
4.未完成で終わるゲーム
上記のシーンで、父の死体を埋めるを選択すると、その後どんな選択をしても、死体を埋めようとしていると、キティ、コリン、ゲーム会社の社長の誰かが家を訪ねて来て、ステファンは父親殺害の犯人として逮捕され、ゲームは未完成のまま刑務所に入ることになる。5.原作者が登場?
ストーリーの中盤で「家族写真を手に取る」を2回選択すると、ステファンの夢の中に小説「バンダースナッチ」の著者Jerome F. Daviesが現れ、ステファンは父親の金庫を目指すことに。その後のストーリーはクリエイターが望む方向に。
6.ステファンを操っているのはNetflix?
ステファンが視聴者に語りかけるようにパソコンに向かって正体を尋ねるシーンで「Netflix」を選択すると、父親とカウンセラーの元へ行くことになり、カウンセラーと父親とアクションシーンを繰り広げることに。戦わずに窓から脱出することを選択すると、監督が「カット」のコールをし、作品のセットが登場するドッキリのようなエンディングに。
7.ステファンの人生は陰謀?
父親の金庫のパスワードを「PAC(Program and Control)」と選択すると、ステファンが実験のテスト(プログラムと制御)となっていることが明らかになり、父親を殺害してしまう。その後、視聴者はステファンがカウンセラーの電話番号を思い出す手助けをすることに。電話番号の正解は20541だが、間違ってもストーリーは続き、正解でも不正解でもステファンは刑務所行きで、「バンダースナッチ」の評価は2.5。8.母親と再会
父親の金庫のパスワードを「TOY」と選択すると、母親の外出を遅れさせて電車事故に巻き込まれることになったぬいぐるみを発見。ステファンは過去に戻ることになり、見つからなかったウサギのぬいぐるみをすぐに発見し、視聴者は母親と一緒に行くか、断るかの2択を迫られる。
一緒に行く場合は母親と一緒に亡くなってしまうエンディングで、断った場合は現在の金庫に戻る。
おまけ
ステファンが務めるゲーム制作会社Tuckersoftのホームページは実際に作られている。TuckersoftオフィシャルHP
https://www.tuckersoft.net/
また、以下のURLではTuckersoftの歴史などを確認することができ、コリンが制作したゲーム「nohzdyve」をダウンロードすることもできる。
https://www.tuckersoft.net/ealing20541/
最後にignより、ストーリーのフローチャートです。
ソース
・Black Mirror: Bandersnatch Has A Scene That Even The Director Can’t Access
・'Black Mirror': All the 'Bandersnatch' Endings and How to Reach Them
2019年01月03日