『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャーが制作総指揮・監督を務め、シリアルキラーの研究を基に事件解明に迫るNetflixオリジナルのドラマシリーズ『マインドハンター』。
2017年10月にシーズン1が配信開始になると、エミー賞にノミネートされるなど高い評価を獲得しましたが、デヴィッド・フィンチャーはシーズン3制作については前向きに考えていないことを明らかにしました。
デヴィッド・フィンチャーはシーズン2制作の際、脚本に納得がいかず、一から書き直してもらうことになり、ショーランナーも変更するなど莫大な時間を要したことを指摘。
週に90時間も働き、撮影終了後には疲れ切っていて「今はシーズン3のことは考えられない」と発言。
それでも『マインドハンター』は人気シリーズということもあってNetflix側はシーズン3に対してオープンな姿勢を取っていましたが、デヴィッド・フィンチャーは制作費が高い作品で、シーズン2よりも短い期間で撮影できるとは思えず「時には現実的にならなければいけない」と、現時点ではシーズン3の制作については否定的な意見を持っていることを明らかにしました。
それでもNetflixは『マインドハンター』の打ち切りについては否定し、Netflixのスポークスマンは「多分、5年後」と発言。
デヴィッド・フィンチャーは全世界で2020年12月4日からNetflixで配信開始予定の映画『Mank/マンク』の監督を務め、Netflixのアニメシリーズ『ラブ、デス&ロボット』シーズン2のプロジェクトも進行中となっています。
ソース
2020年10月24日