Netflixで2023年8月31日から配信開始になったアメリカ制作のドラマ『ONE PIECE/ワンピース』。
尾田栄一郎による日本の大ヒット漫画を原作にしたドラマシリーズで、『ONE PIECE/ワンピース』実写化プロジェクトは2016年から始動。
Netflixが多額の予算を投じて制作されたドラマは国際的なキャスティングで実現され、日本からもゾロ役で新田真剣佑が参加。
ついに、完成した実写版『ONE PIECE/ワンピース』は世界各国のNetflixのランキングで1位を獲得。
ランキングで1位を獲得したのは日本だけでなく、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど世界90カ国以上。
これはNetflixにとって記録的な大ヒットで、Netflixを代表するドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や『ウェンズデー』を超える記録。
多くの視聴者を獲得しただけでなく、IMDbやRotten Tomatoesなどのレビューサイトでは高い評価が続出。
Netflixのファミリー・キッズ向けのエンタメ作品にしては珍しいことで、2023年9月5日時点でIMDbでは4万5千人を超える多くのユーザーがレビューし、8.5の高得点。
Rotten Tomatoesでも視聴者のスコアが96%、プロの批評家のスコアも83%を獲得。
Netflixに限らず、これまで日本の漫画を原作にした実写化作品は多く制作されてきましたが、視聴者数とレビューサイトでの評価が高い水準を記録したのは珍しいケース。
Netflixでは『デスノート』、『カウボーイビバップ』など期待ハズレに終わった実写化作品が多数派で、王道の少年漫画『ONE PIECE/ワンピース』の実写化を不安視する声も多くありましたが、Netflixにとっては待望の大成功という結果になりました。
海外での評価を見ていくと、「絶対酷いものになると思ってたけど、夢中になった」、「10年以上の原作ファンだけど、これ以上ない出来栄え」、「アニメではあまり光が当たらなかったキャラクターのやり取りが見られて嬉しい」、「アニメのように笑えないものになると思ってたけど、笑えて良かった」、「1080時間のアニメを重要なディテールだけ残して作られた素晴らしい実写化」など原作ファンからの支持が高いです。
これは尾田栄一郎がプロデューサーとして関わっていることが影響していて、尾田栄一郎は以前に「僕が納得できなかったら公開を延期すると約束してくれてます」と発言し、妥協せずにクリエイターであるマット・オーウェンズ、スティーヴン・マエダとコンタクトを取っていたことを明らかにしています。
また、「最高の実写化作品というだけでなく、最高のNetflix作品の一つ」、「アクションとコメディとファンタジーが美しく融合している。ショーの初心者でも理解できるプロット」、「完璧、史上最高の実写化作品。100%オススメ」など、『ONE PIECE/ワンピース』を見たことのないファンも楽しめている作品になっているようです。
Netflixでは今後、『ONE PIECE/ワンピース』の他にも『幽遊白書』、『デスノート』など日本の漫画を原作にした実写化作品の配信が予定されています。
Netflix 『ONE PIECE/ワンピース』 予告編
Netflix 『ONE PIECE/ワンピース』 舞台裏映像
2023年9月5日
Netflix News一覧